2011年06月11日

■和紙の材料/楮(こうぞ)の仕込み風景をご紹介します!

皆さま、いかがお過ごしですか?
今日は、雨予報でしたが晴れましたね晴れ

ログハウスのお泊りもあるし、仙養ヶ原では野外でのお楽しみが多いので、
良かったでするんるん皆さまも、週末は晴れがいいですよね?わーい(嬉しい顔)

さて。

今日は、あまり見ることがないかも?と思いまして。
仙養ヶ原では芸術体験として紙漉き体験(和紙づくり)ができます。
その材料となります楮(こうぞ)を、黒皮を剥皮してあるところから、攪拌
(かくはん)するところまでをご紹介したいと思います。

まずは、黒い皮を取りのぞいた楮(こうぞ)です。
和紙材料 003_800.jpg

楮の皮の繊維は、麻に次いで長く繊維が絡み合う性質が強く、その紙は粘り
が強く揉んでも丈夫な紙となるそうです。

製紙原料の中では最も強く良質といわれています。

さて。こちらの楮をビーターという機械で攪拌していきます。
和紙材料 004_800.jpg

水と楮を入れて、ふたをします。
スイッチを入れると右上の刃がまわり、攪拌が始まります。

和紙材料 008_800.jpg

攪拌時間は約30分程度なのですが、たまに中をチェックします。
すると・・・

和紙材料 006_800.jpg

刃や軸に楮が巻きついてるのが分かりますか?
これをマメにとってあげます。

和紙材料 007_800.jpg

結構するどい刃でしょ?
引き続き、攪拌・攪拌・・・・そして30分すると・・・

和紙材料 010_800.jpg

細かくなった楮を水揚げしていきます。
近くでみると。

和紙材料 011_800.jpg

こんな感じです。ふわふわの手触り。
そして、ビーターの中は・・・

和紙材料 012_800.jpg

からっぽ!(笑)
この攪拌した楮と水、ねり(粘りがあるもの/これを入れることによって紙を漉いた時
植物の繊維をうまくからませることができます)をまぜたものを、みなさまに漉いて
いただいているのでするんるんわーい(嬉しい顔)

和紙1_800.jpg

今日、たくさん仕込みましたるんるん
是非、体験しに来てください。

通常体験では、和紙の色紙・ハガキ・コースター・名刺などが作れますぴかぴか(新しい)

手作りプレゼント、暑中見舞い、メッセージカードとして作ってもいいですね。
絵手紙にして、額に飾ってもいいかも。
使い方や、アレンジも工夫してみてください。



posted by 仙養ヶ原ふれあいの里 at 17:06 | TrackBack(0) | 芸術体験
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